阪神ジュベナイルF予想

(自信度:25%)

牝馬は格より調子の格言。調教から取り上げられるのはアストンマーチャン、イクスキューズ、ジーニアスとくれば、地元で走れるアストンMの好走は固そうにも見える。底力が問われる阪神新コースとは言うが、開催初日というのが抜け穴。パンパンの今の芝状態ならば実はスピードに任せて先行で押し切れる可能性は大分高くなる。特に長い直線というのは騎手がそれを意識するあまり仕掛けを遅らせすぎる。実際府中や新潟の開催初日はほとんど前残り。昨日の芝レースの結果を見ても分かる。だが距離延長はアストンMにとって百害あって一利無し。前走にしても行きたがる気性と戦いながらのタメだ。追い込みは効かないだろうが決め手ある他馬が先行してのヨーイドンならば蹴落とされても不思議はない。
今一度◎ハロースピードを狙いたい。たしかに叩いて一変には見えない。成長による馬体増が望まれもするのだが、ファンタジーSからの良化はたしか。前走予想時にも書いたが元々絶対的スピード能力が抜けてはいる。後は先行してそれをフルに生かせばいいだけの話。新コース、距離延長も間違いなく好材料。あとは岩田が間違えなければよい。
○にジーニアス。3ヶ月ぶりの前走8着は負けすぎのようにも見えるが、明らかに太めでよくて七分のデキ。にもかかわらずメンバーNo3の上がり脚ならば問題はない。こちらは明らかに叩いて動きが一変している。切れないがばてないその脚は距離延長も新コースも歓迎。日本一のヤネを配したのも強み。
さすがにこれ以上は落とせないアストンMが三番手。4番手はさらに調教の動きが切れているイクスキューズ。だが助手の「今回は差したい」という何か勘違いをしたコメントに不安は感じる。長く脚を使うウオッカピンクカメオが一応の抑え。ルミナスハーバーは勝ち方は豪快だが動きの程が怪しく、それ以上に動きの怪しいクラウンPは脚質的にも今回は無理。


ハロースピード
ジーニアス
アストンマーチャン
注イクスキューズ
ウオッカ
ピンクカメオ