菊花賞予想

(自信度15%)

超久々予想。といっても最近ずっと競馬も見ていなかったので短く書きます。強者無しの混戦ならば土台は展開とヤネと状態。
再三ここで書いているが、年間に3000m以上の長距離線が7回しかない現在、長距離血統もうけなければそれに対応した力を騎手がつけることもない。結果、逃げ馬にペースを乱されてヨーイドン競馬が年々続く。
◎に鮫島のロードアリエスを抜擢。前哨戦を繰り返し見たが、きれないが止まらない脚は距離伸びて悪いことはないだろう。明らかに太めが残っていたはずの+22kgで楽々とミッキーチアフルを振り切った前走は買える。ヤネは鮫島。強気に先行策だろう。
相手は手広く、ノットアローン、ドットコム、オウケンブルースリ、アグネススターチ、ナムラクレセント、ホワイトピルグリム。◎にとも考えたナムラクレセントはヤネが悪すぎる。一応連下まで。

◎ロードアリエス
ノットアローン
▲ドットコム
オウケンブルースリ
△アグネススターチ
ナムラクレセント
△ホワイトピルグリム

皐月賞予想

(自信度10%)

皐月賞で上位に来るに潜在能力は必要ない。そこがダービーとの違い。小回りで位置取りが重視される中山2000では寧ろ競馬の巧みさが必要とされる。まして激戦の今回、考慮すべきは一に展開、二、三に馬の状態、騎手だ。
衆目の見るように、まずはマイネルチャールズの取捨。混戦と目されているが、成績だけを見ればこの馬が二歩くらいリードしている。中山2000mを4戦使い続け2、1、1、1着。うち重賞二連勝。大きな着差こそつけていないが、前に早めに出たら絶対に抜かせない勝負根性と巧みさ。正に皐月賞に必要な要素を兼ね備えている。ただ不安を探せば二点。まだ不安のある若い鞍乗に、調教こそ一見動いているようにここ4戦馬体を減らし続けている馬の状態だ。好走確率は高いが◎に?となると不安も出る。
展開予想。実は一番難しいのはここ。トライアル3戦はいずれも前残り。2番手以内につけていた馬がいずれも制している。では今回はどうかというと、同じ内容になる可能性は高い。大外のショウナンアルバが引っかかった時がどうかだが、控える宣言をしている蛯名、馬に任せて一気に逃げる可能性も低い。
◎にスマイルジャック。目立つ競馬こそないが大崩もない。スプリングSの中身にしても弥生賞のそれと五分。仕上げも今回がメイチだろう。先週ついに花を咲かせた鞍乗にも期待を込める。
○にやはりマイネルチャールズ。上記のように不安もあるが切る要素も少ない。とはいえ過去の経験上、こういう馬はえてして本番で凡走するという第六感の叫びが頭をよぎるのもたしか。以下相手は広げたい。
前残りというと若葉Sの1、2着とショウナンアルバだが、若葉Sの2頭は今年に入ってすでに4戦。おつりがないのが気になる。ショウナンAにしても必ずひっかかるその気性、序盤ムリに抑えようとしては中途半端な競馬になる可能性は高い。狙いは差し馬。といっても大外を回ってはムリ。人気もなく内でためこみ、位置取りがたまたまハマッタ運を持つ馬。そんな理由で一頭を狙い打つこともできない。ここは運。人気もなく気楽に内を進む馬を以下に並べる。

フローテーション。前残りの中で差し込んできたきさらぎ賞に成長を期待。次にスマートファルコン。ここ二戦と案外だが、ジュニアCの競馬は秀逸。1:34.1を上がり34.1の圧倒的な脚で差しきった競馬は、同日の1600万条件初富士Sの中身と五分以上。あとは距離。同じくベンチャーナインもここ2戦ふるわないが、内でためれば一発の可能性も。あとは最内が気になるが崩れないタケミカヅチ。善臣ならば狙うは内だろう。あとは連戦に耐えうる馬格をもっているダンツW。
フサイチAは先ほど見た-16kgが気になった。ブラックSは外を回り不発になる可能性が高い。

スマイルジャック
マイネルチャールズ
フローテーション
スマートファルコン
ベンチャーナイン
タケミカヅチ
△ダンツウィニング

菊花賞予想

(自信度20%)

菊花賞予想の土台は展開予想。どんなレースでもそうではあるが、ことこの3歳長距離戦においてはそれが主題。毎度のことではあるが、3000以上の長距離戦が年間7回となった今、騎手にはそこで折り合いをつける能力を鍛える術もなく、ペース判断能力もない。自然とペースを逃げ馬一頭に任せ、自分で動くこともできないまま、スローからの直線上がり勝負となる。これが今の長距離戦。だからこそ、ペースを乱す巧みな逃げが面白いようにはまる。
◎に単騎逃げを見込んだホクトスルタン。今更言うまでもないだろうがヤネは日本一騎手横山典弘。こと長距離においては他者とは一線を画す。たしかに先行馬が多いが、逃げにこだわりがないのであれば、積極果敢な逃げを打つノリに喧嘩を売る馬がいるとも思えない。典型的な長距離血統の馬が、前走神戸新聞杯のあのペースを4着に粘ったところに価値がある。今回は直線入り口で他馬を5馬身離せばいい。
去年のソングオブWの再現を狙うならドリームジャーニー。直線までひたすら待ち、あとは解き放てばいい馬。たしかにペース判断のできない武豊にはぴたりとはまる。だが、騎手の腕でもなんでもなく馬の奇跡に助けられただけの去年の再現を望むそれこそただのギャンブル。せいぜい抑え△まで。基本先行馬を狙いたい。
○にヴィクトリー。明らかに叩いて良化タイプ。血統からもここでの成長が期待できる馬。岩田ならばノリの作る危険な匂いに早めに気付けよう。
▲にデュオトーン。たしかに前走の勝ちタイム2:28.0は神戸新聞杯と比べると価値は低い。だが長く使えるその脚は長距離向き。また使っている距離もここに照準を合わせてのもの。意気込みが良い。
4番手にアルナスライン。休み明け、33.8の上がりを使っての京都大賞典3着は立派だが、和田が勘違いをして脚をためる不安が頭をよぎる。そして調教の動きに?マーク。
ロックドゥカンブだが、無傷4連勝、成長している馬体と文句はないが、人気を背負った柴山に果たして早めに前を追う度胸があるか。不安はそこ。以下、距離伸びて粘りこみを期待するタスカータソルテヒラボクロイヤルまで。
アサクサKは春にGIを4回使っていてはもうお釣りはない。世代トップクラスの能力のフサイチHにしても調教の動きから復活の気配ゼロ。いずれも消し。


ホクトスルタン
○ヴィクトリー
▲デュオトーン
アルナスライン
ロックドゥカンブ
ドリームジャーニー
タスカータソルテ
ヒラボクロイヤル

日本ダービー予想

(自信度50%)

果たして牝馬による優駿戴冠は成されるのか?今年のダービーの注目はまずそこだろう。布石は十二分ある。ウオッカ桜花賞は間違って負けた競馬。スピードに乗ったところで2回ももたれて立て直したのは致命的。まともならばチューリップ賞のそれと同じ競馬にはなったはず。そのNo2と目されているダイワスカーレットアドマイヤオーラと1勝1敗。競馬っぷりを見ても完全に五分。その馬が皐月賞最速上がりの4着ならば、ウオッカの力量は牡馬のトップと同レベル以上の評価はできる。だが不安も大きい。間違って負けたとはいえ、桜花賞では弱点を見せた競馬でもある。左回りの府中になり、それが無くなる可能性も高いとも言えるが。何より調教がいただけない。最大の武器は、牡馬顔負けのトモの筋肉による瞬発力と柔らかいフットワーク。だがそれがなりを潜めているように見えてならない。調子が命の牝馬においてこの不安は大きい。日本歴代最強牝馬と確信している馬ではあるが今回は果たして・・・?
予想の軸となるのは展開。その中心となるのはヴィクトリーだが、田中勝春の本当の持ち味は実は逃げ馬において発揮される。出遅れ癖があるという致命的欠陥を持っているのでその真価を発揮するのが難しいのだが、幸いヴィクトリーに出遅れ癖はない。仮に遅れても17番枠ならば無理にでも前に行くだろう。超スローはない。だが無謀なペースを作り出す可能性も実は低い。喧嘩を売る可能性がありそうなのもプラテアードくらい。だが北村宏で果たしてそこまでは。
フサイチホウオーは超とまでは行かずとも鉄板。元より皐月は八分予定の競馬。それは臨戦過程からもハッキリしている。だがそこで圧倒的に強い競馬を見せたのは誰の目からみても明らか。ゴール板が近づいてから更に加速したその脚は断然府中向きだ。牡馬にはほぼ負けまい。「ほぼ」とつけた理由はこれも調教の不安。ただでさえ高い頭がいつにも増して高い。その不安さえ無ければ超のつく鉄板だろう。
○に上記のウオッカ。前半1000mが1秒速い皐月賞の逃げ切りの評価を落とす理由は全くない。上記のように府中の逃げならば、出遅れの可能性を否定してみれば田中勝春はそれなりに信頼できる。何より調教の動きが明らかに良化。あとは距離だけだ。
その調教で断然の動きを見せたのが▲ナムラマース。あのダイナミックで四肢のバランスが万全なフットワークは間違いなく過去最高の状態。元々器用さがないだけに府中は間違いなくいい。藤岡はペースを呼んでの差し馬の仕掛けどころが最大の武器。あとはコース取りだけだ。4番手にウオッカ。まともならば勝っても不思議ない。不安は状態だけだ。以下、底を見せていないゴールデンダリア、距離不安はあるものの状態絶好のドリームジャーニーまで。
アドマイヤOは切れすぎる。豊→岩田も、豊がそれなりに手の内に入れていただけに大したプラスにはならない。青葉賞組はレベルに疑問。フライングAは鞍乗が天才と言えど馬の力がない。気になるサンツェッペリンは使い詰めの割に調子は良さそうだが上がり目もない。距離も不安。タスカータSは馬、鞍乗共に買える要素がない。

フサイチホウオー
○ヴィクトリー
ナムラマース
ウオッカ
ゴールデンダリア
ドリームジャーニー

time メイン予想

中山11R  中山牝馬S予想

ニシノフジムスメ
○マドモアゼルドパリ
サンレイジャスパー

こわいくらいに当たる。いい加減外れるだろうと思いながらも懲りずに予想。
牝馬は格より調子。実績、実力では抜けているアサヒライジングだが、休み明け56.5kgは果たしてどうなのか。その上重馬場にこの斤量はいっそう堪える。早め仕掛けは必然。ならば軽量の差し馬が狙える。もちろん馬場への対応は必須だ。
腐れスーパー競馬が、屁の役にも立たない吉田均の解説ばかりでパドック中継を見せてくれなかったのが悲しいが、◎ニシノフジムスメを狙ってみる。切れる脚はないが長くもち、内枠もよい。53kgも恵まれている。同じく軽量で調子絶好のマドモアゼルPが相手。馬体に幅がないのが気になるが、サンレイJの54kgは恵まれた。馬場への適応能力もある。キストゥHはいくら天才ノリでも56kgは見込まれすぎた。ウイングレットは連下、レクレDは平坦専門。

time

中山10R予想  ◎サイレントプライド  またまた1着━━(∀)━━ !!!
           ○ジェイウォーク
           ▲ヨイチサウス

なんとも2連勝と調子の良い予想。余談だが9Rに至っては2、3着もピシャリだ。
そしてここも悩みどころ。外枠はあまりオススメできないのだが、ピサノパテック
どうも良く見えない。休み明けが不安だが力は上の◎。先行できるのもよい。
馬場を考えるとスタミナもありそうな○、▲が相手。