スプリンターズS予想

(自信度25%)

巷は凱旋門賞の話題で持ちきり。日本産GⅠ馬がただ1頭と面子も寂しい限りなのも手伝っては、盛り上がりにかけるのもいたし方のないところか。そこに付けこんで外国馬4頭の来日。さしずめ伝統ある凱旋門に現れた荒波に対する逆襲といったところか。


芝状態を考えれば決着は1分7秒半ばくらいであろうか。8秒を切ってくるのは間違いない。展開を考えるのも大事だがとりあえず必要なのは絶対的なスピード能力。速い決着を嫌う馬は度外視してよい。
◎にオレハマッテルゼ。どの馬にも不安はある。この馬とて例外ではない。4ヶ月の休み明けで動きを見る限りデキは9分。だが元々鉄砲が利くタイプであり、スプリント戦は1戦1勝。しかもそれがGⅠときては底を見せていない魅力はある。また世界の頂点を目指そうというSS産駒の存在感を、あらためてここで示しておきたいところ。
○にシーイズトウショウ。使い詰めという不安はあるが、それで好調を持続するタイプ。夏は牝馬という格言を信じてみるのもまたよし。3歳時より20kg増えたその馬体は確実なパワーアップの証。最大の敵は大幅な馬体減だ。
▲にベンバウン。1200に持ちタイムこそないものの、そこは高速馬場での1200の経験がないだけ。1000m戦に56秒5を持つならば期待は十分可能。逆に不安を持つのはテイクオーバーターゲット。斤量差があり試走だったとはいえ、シーイズTに並ぶ間もなく差された前走をどうみるか。抑え評価にした。あとは夏場に調子を上げた差し馬牝馬二頭。だが一度調子を下げてしまったビーナスLよりは目下絶好調のチアフルS。時計勝負に不安のあるレザークは軽視、サイレントWにしても勢いが去年とは程遠いく、ステキSは決め手をもたないローエングリンタイプ。ぬるい条件戦でもまれてきたシンボリEもさすがに買い辛い。いずれも消しとした。


◎オレハマッテルゼ
シーイズトウショウ
ベンバウン
チアフルスマイル
テイクオーバーターゲット
ビーナスライン