朝日杯フューチュリティS予想

(自信度85%)

ハイレベルだ。フサイチリシャール東スポ杯を勝利。それも自分でレースを作り、中盤ペースを落として上がり34.0でまとめてのレコード勝ちなのだから他馬は何もできない。ジャリスコライトは数々の不利を受けながらの前走は圧巻。ショウナンタキオン新潟2歳Sで他馬を子供扱い、5馬身ちぎっている。巷ではこの3頭の争いでもちきりだが・・・。
では今回は三強か?否、一強である。本命ジャリスコライトは物が違う。どこにでもつけられるレースセンス。直線で3回前が塞がりながらも、走る気をやめない勝負根性。最後の100mで他馬を突き放す瞬発力。どれも非の打ち所がない。タイムを危惧する人もいるだろうが、それは展開が生み出すものであり、その中でのレースぶりに注目するべき。そんな不利を受けての前走の上がり3ハロンは33.3。驚異的である。スタミナ面での危惧などあるわけもなく、相当自信をもっての◎だ。単でいい。唯一の不安は右回りだが、このセンスではその不安もほぼ無いに等しい。
対抗フサイチリシャールも強い。前につけながらも二枚腰が使え、スピード、スタミナを兼ね備えている。前でレースを進め、ジャリスコライトがもしも大きな不利でもこうむったら逆転もあるか。ジャリスに勝つ馬がいるとすればこの馬だけだろう。
ではこの一点でほぼよさそうなものだが、不安点があるとすればリシャールの方。外なので揉まれることはなさそうだが、展開が速くなったときによもや他馬に足下を救われる可能性はある。しかし同型の先行馬では力不足。狙うなら差し馬だ。では一番切れるショウナンタキオンとしてもいいのだが、スタートが苦手で鞍乗が勝春では出遅れはほぼ免れない。しかもこの枠ではかなり後ろから行くしかなく、超ハイペースにはなりづらい今回は中山のインコースは開かないだろう。しかし大外一気では届くまい。三番手にアポロノサトリ。この馬、二戦目で破れてはいるが三戦目の勝ち方が圧巻。外を回りながらも直線軽くしかけて他馬を置き去り。勝ちタイムは前週の京王杯2歳Sを1秒2上回っており、上がりもデンシャミチを0.6上回っている。上がり目も見込め、中段につけることができたときのこの馬はこわい。4番手にそれを破ったスーパーホーネット。後は一応の抑えにショウナンタキオン、じっくり乗り込んだディープエアーまで。
ダイアモンドヘッドはないとは言わないが、1枠を利して先行してもリシャールに勝てるとは思えない。デンシャミチは明らかに力不足で迷わず切り。他馬にも同様のことが言える。


ジャリスコライト
フサイチリシャール
アポロノサトリ
スーパーホーネット
ショウナンタキオン
ディープエアー