阪神ジュベナイルフィリーズ結果

1着 テイエムプリキュア ○
2着 シークレットコード
3着 フサイチパンドラ 注



回顧は簡単に。
テイエムプリキュアは強い。過去の二戦も牡馬にもまれて挟まれながらもそれを跳ね返し力強く伸びて勝っており、着差こそ大きく広げないものの、「ゴールラインには他馬より先に到達する」という試合巧者の面が強く見られる。勝負根性も相当だろう。その競馬っぷりや血統からも距離伸びても良さそうであり、この冬を上手に過ごせれば、一気にオークスまでの有力馬となりうる。
シークレットコードも流れに乗れたとはいえ、二戦目で二着は立派。それよりもフサイチパンドラだろう。後ろから大外を回ってするどく伸びて3着。馬体も明らかに初戦より成長しており、サンデー産駒の成長性からも春にはこの世代のトップに踊り出ている可能性は十二分にある。
14着に敗れたアルーリングボイスの敗因は正直不明。ただ、使い詰できていて上がり目がなかったのは否めず、この一戦で見限ることはできないだろう。年明けての再評価となるが、そこまでの成長力があるかは疑問。期待したコイウタは残念ながら力不足。今年の京王杯のレースレベルにも大きな疑問を残すこととなった。